十二国記 #45

正真正銘最終回、最終回な総集編。解説回を入れないと作品背景を理解できないというつくりはいかがなものが。かといって本編を説明台詞で埋められてもうれしくはないが、そのへんの加減具合が脚本の腕の見せ所だと思うのだが。陽子という、この世界を知らない者が居て、必然的に陽子への説明という形で視聴者へ説明ができる、のにである。もっとも、原作の続編を待つための引き伸ばしという意味もなくはない。今シリーズ東の海神そのものも引き伸ばしのためのものだったわけだが、こうなると風の万里で終わっておいた方が良かったんじゃないかと。