Webでまんが

プリズム全編大公開http://najo.cc.sakura.ne.jp/~alimika/kariyu/story/prism/
インターフェースとして使いやすいか、見やすいかというと残念なところである。ページをめくるたびに画面に収まるよう位置を直して見るもんで、ページごとに思考が止まる感じ。だからとって、綺麗にまとめるために別ウインドウ開いてそちらでごにょごにょがいいというものでもなし。いまのところは多少汎用性は落としてPDFかFlashで固めてしまうのが良いのかもしれない。見やすさを求める人は頑張って画像ファイル持ってきて漫画閲覧ソフトあたりで。
縦600弱だからLIBRIeを横にして閲覧するのとかΣbookの片面とかのサイズ。ああ、これくらいでもセリフも読めて漫画として見れるんだなという。文字が小さいとかコマ割が細かいとかだともっと大きい必要があるかもしれませんが。
手間の都合で原稿ではなく印刷物からの取り込みとのこと。いつだったか原画展示で原稿を見て、印刷物で見てた柔らかさが、実はとてもか細い線で出来ていたということに衝撃を受けてみたり。ほわっとした、マシュマロのように見えてたものが、実は触れただけで折れてしまいそうなものだったと。かすれないように印刷屋さんががんばった結果のものなんだけど、けっこう印象が変わるものなんだなと。それ自体はストーリーに直接関わってくるものではないけど。そういう、印刷物からの取り込みなんで、そういうか細さよりも、柔らかさを感じるかと。
じゃあ、元の線を再現することができるのかというと、さあ、どうなんでしょ。まんがのようなモノクロ印刷物も原稿も、PC上の解像度と直接に比べられるものではないので。モノクロ印刷の場合、網点を使用するするカラー印刷と異なりベタ印刷なので解像度というものは直接にはないので。