まほらば #24 すず

OPから地震テロップ。悲鳴が聞こえてきそうだけど、OPならいいじゃん。スペシャル仕様だよ。津波警報はでず、二重にホッ。
ジョニーのは選考候補に入ったというだけであって、入賞が確定したわけではないし、入賞したからといって何がかわるわけでもない。実入りはよくなるだろうけど。恵は海外にいる彼氏からのこないかという呼びかけ。どうするか、旅行会社に並ぶパンフレットを見て悩み。
そんなちょっと浮かれた鳴滝荘の空気のなか、隆士の部屋の前に制服のまま座り込んで話し込む梢と珠実。隆士は梢の紹介で八百屋のバイトへ。買い物のついでに出かけた梢と珠実はやっぱり制服のままバイトの隆士を眺めてみたり。段ボールの山登りで、落ちる白鳥をみて梢の鈴が鳴るが、無事着地したため、別人格は出ずじまい。突然のバイト開始を怪しむ住人一同は、理由を知るため調査を開始するも、あっというまに判明。カレンダーにつけられた印は梢の誕生日。隆士のためにといろいろ買い込んだり、夜食にと大量のおにぎりを作っていたり、浮かれてる梢。珠実はそんな姿にやや不満気だが。
バイトからの帰路で隆士が事故に遭ったという警察からの電話で、こずえに異変。単に転んだところにトラックが急ブレーキをかけたというだけのことだったが、八百屋のおっさんの早とちりで混乱したらしい。
しかし、梢はショックで昏睡したまま。
梢が福引で引き当てた旅行で、両親は事故にあって死亡した。自分のせいで大切な人を無くしてしまったことから、彼女の分裂が始まる。そして、今回も、梢の紹介したバイト先から帰る途中でのこと。自分の好きな人が、自分のせいで居なくなってしまう、ショックと悲しみ。
両親からのおみやげだった、鈴を常に身に付けて過ごす。電話を受けたときに落とした鈴ひとつ。机の上に置いた鈴の落ちる音で梢は目を醒ましたが、4人が入り乱れる状態で大混乱。そのなかで梢ひとりが出てこない。


多重人格といえば、インナーカルテット。家族を失ったショックから逃避するため本来の人格が隠れ、別人格によって生きていたという話。amazon:インナーカルテット