こみっくパーティー #12 立て和樹、世界征服だ

玲子から、プロのコスプレイヤーになったらどうだと言われる瑞希。就職とか、卒業後のことを考えるのはまだ早いのではないかと言うが、気になる様子。和樹にもこの先どうするのかと聞く。世界堂ならぬ宇宙堂にて綾に会い世間話で将来の話。同人のプロってなんじゃそら。
悩む和樹を誘って行った先、サンライズカフェにいたのははかつて和樹をスカウトしたという編集長沢田。南の紹介で綾をスカウトしたところだった。そこで綾は、プロの現場を見てみたいと提案する。
角山書店、コミックZの編集部。そこにはアニメ誌の副編集長をやってる長瀬。長瀬の横には、おなじく職場見学をしていた玲子と玲子に引っ張られてきた瑞希
策士な長瀬、見学の二人を最終兵器としてイラストレーターとの交渉材料に使う。女の子がいるというだけでやる気を見せるかわいそうな男。イラストの回収にくるという口車にのせられ、でも回収に来るのは長瀬という罠。制作者たちと戦う長瀬のちょっとした知恵、新宿にある二つのトラップ、談話室竹沢(滝沢)とオタ系ショップ。紀伊国屋Forestの前を通ってたということは、あの店はさくらやか。丁度新製品の発売で店に沸いてる者達に仕事をするようプレッシャーをかけてまわる。
シリアス風アイキャッチ
こみパ直前でアシスタントに逃げられたという漫画家のアシスタントに立候補する和樹。綾も、自分もと一緒に行くが、お客様扱い。こちらも悲しい男の所業だ。
和樹や彼女らが見るのは制作という現場の夢と理想と現実。上手く立ち回ってアニメの制作やスタッフの動向を見張り、家にもろくに帰らず編集の仕事に邁進する長瀬や、単に売れるものを作りさえすればいいというものではないと、作品を送り出す自分の理念を語る沢田。
自分の進む道に悩んでいた和樹だったが、ひとまずは商業の道ではなく、同人の道を選ぶ。別に、商業の道を否定してるわけではないが、今同人でやれることがあり、理解してくれる仲間がいると。
女三人男一人という組み合わせでの朝帰りはどうだろう。