地震

電車に乗ったとたんに止まった。おう、あと10分遅く駅についていればよかったのに。
地震で安全点検のために止まりますとかだったが、目の前の風景に被害の出てる様子はないから、せいぜい震度2程度で、2、30分ぐらいで再開するだろうと。トイレ行っておけばよかったとか思ったら急にトイレに行きたくなったりして困ったりもするのですが、とりあえず手持ちの小説を読みつつ過ごす。ただ、軽いが1冊だけだったので、温存させるために放送があるたびに中断してたり。これでもかというくらいマメに放送が入るのだが、どうも長引きそうな雰囲気が出てきて、とりあえず次の駅まで行きますとなって付いたのが停車から30分。トイレ済ませて改札のひとだかり眺めて、空いた席探して落ち着いたところで、携帯チェック。
したら、足立区で震度5強とかじゃないですか。ちとびびった。けが人がでてるだろうなとか部屋の中大丈夫だろうか大丈夫だよなとか考えつつ、予定キャンセルして帰ったほうがいいかどうかで悩む。急いで判断する必要はないので、状況が動くのを待つため、暇潰し継続。時間があるならということで、絶対少年ネット小説未読分へ突撃。携帯で読むのは意外に時間がかかるものですな。30分弱停車ののち、新宿へ徐行移動。おいおい、歩くよりも時間かかっちゃったよ。
千葉方面の地震だったためか、埼京線は動いているということで、最強ホームへ行くのだが、改札の人だかりと山手線を避けて来た人が交錯して身動きの取れない状態で、ホームへ降りる階段にもたどり着けない。はっとひらめき、隣接ホームから新南口コンコースをまわって1番ホームへ。込んでるのは南口方面だけで、新南口はめっちゃ余裕。が、折り返しのみで渋谷方面が来ない。
回復を待とうと、のんきに駅の本屋で立ち読みなど敢行。30分程度でホームの様子を身に戻ったら、混雑が増してた。
湘南新宿ラインは止まってるのだと言ってる。うろうろ。あっちとこっちでアナウンスの内容が違う。情報が錯綜してよく分かりませんとか言ってたりするし。
電光掲示板は表示が通常のまま続いてて、そっちから情報を得ることもできない。車内放送や駅アナウンスで震度情報が欲しいとまでは言わないが、こういう、運行側の共有情報となる、運行状況を伝達する手段は何とかするべきだろうな。
そして、間引き運転されてはいるるのだが、埼京線北方から送り込まれてくるひとひとひと、ひとの波。さらに、ほとんど動いていないとアナウンスしてる状況にもかかわらず、改札を通って駅に入ってくる人たち。再開を待つ車両に人が詰まり、ホームに人があふれ、階段に座り込み、駅コンコースに熱気。ターミナル駅恐い。
駅の混雑で再開を待つのはあきらめ、帰ることに。ここからなら歩いて帰れるし、と途中下車。ええい、決断遅いわ。