シャトル

朝っぱらからみのもんたを見るため朝ズバ。たぶん、予備知識はないであろう、シャトルの話題。
地球と月の位置関係を見せて、分かりやすくISSスペースシャトルの高度を説明したのは、ニュースはともかく、他のワイドショーでもなかなかやらないことだが、素人にも分かりやすくてよかった。ついでに、山の高さとか、航空機の高度、スペースシップワンやX-Prizeの目標高度も説明したら面白かったが、そういう航空宇宙の説明番組じゃないから致し方ない。山は9km、通常のジェット旅客機は高度11kmを時速800km、X-Prizeは高度100kmで速度は問わず、ISSは400kmの高度を時速27,000km、静止衛星は36,000kmで時速11,000km、月までは380,000km、地球の直径は13,000km、月の直径は3,500km。
女の人が「ジャンボに乗せるのあったじゃない、あれで迎えにいったらいいんじゃない」とかなんとか質問。これにはコメンテーターが接続する部品がどうこうとか、いいかげんな回答してたな。これでほんとに専門家なのか。
あれはシャトル『運搬機』だし、現役稼動機だし、そもそも、ジェット機の高度やスピードと衛星軌道とは天と地ほども違うのに。時速27万kmで飛んでるSTSジェット機の速度でどうしろと。エンタープライズの滑空実験に使った固定装置は現用機につけてないだろうけど、かといって飛んでるのをキャッチなどできないし。
http://www.dfrc.nasa.gov/Gallery/Photo/STS-Ferry/とか、SCA(Shuttle Carrier Aircraft)で検索すればさくさくといろいろと。これもスペースシャトルSTSというシステムの一部です。
みのは、代わりののシャトルをすぐに打ち上げられるように発射台に並べておけばいいと言う。そんなこと、みのに言われなくても、NASAだってそのつもりだったよ。もともとシャトルは週に一回打ち上げるとかの計画を、金がかかるんであきらめたんじゃん。そもそも、同じ問題を抱えてるシステム使ってどうするのさ。数撃ちゃあたるってか。
とりあえず、1回500億円、打ち上げ台に置いておくだけでも金がかかるものを何機も並べておけるぐらいの金を渡せばやってくれるよ。残存の3機だけでは心もとないし、地上局も増備しておかないといかんからちょいと5千億か1兆円ぐらい渡しておけばなんとかなるんじゃね。