シャッフル #19 忘れ得ぬ想い

ちょっと混乱して回想の時系列と中身の理解にちょっと考え込んでしまった。
稟の両親が楓の母と旅行に行くんで楓の父のもとに預けられる稟。留守はまかせてよーな稟。だが、事故で稟の両親と楓の母は事故で亡くなり、ショックで倒れる楓。病室で起き上がろうとしない楓に、自分がさみしいから帰ってきて欲しいと言って呼び戻したのが事故の原因であると告白する。生きる気力を取り戻し、暗く怒る楓から首を絞められたことに始まり、ちまちまと陰湿ないじめを何年も受けつづける。しかし、実際には病気で苦しんでる楓のために父が呼び戻したのだった。そのことが書かれていた帰ってくる直前に楓の母が出した手紙を荒らしに入った稟の部屋で見つけ、自分のしていたことの過ちに気付く楓。自分は母だけでなく父も失って楓より辛いはずなのに、事故の原因が楓であることを隠して自分に怒りを向けさせるために嘘をつき、不条理な楓の行為に絶え続けた稟。楓はこれからは稟のために生きようと決める。
ひょっとして楓も病弱っ子で、それで急に亜沙に優しくなったと。稟は心配や優しさを恋と間違えるタイプだな。実際には楓の病気はあれのみで病弱ってわけじゃなのだろうけど。
近場のなれたところでデート中、稟の前で倒れる亜沙。もう稟には亜沙しか見えてなく、楓への受け答えも上の空になって空気扱い。
一緒に食事をすることもなくなり、まともに会話をすることもなくなった稟と楓。台所に立つ楓へ、稟が幸せならいいのかと聞くプリムラ。そして、楓自身の幸せはどうなのかと問う。あわわ、トリガーひいちゃった。本人はいつものように笑顔で受け答えしてるつもりなのに感情が表に出なくなってる楓。空の鍋をぐつぐつ。
自分の質問が楓の心をおかしくしたのかと、それを収めるべく、稟の部屋の掃除をしていた楓に話をしようとするプリムラだったが、そこで見つけたのは亜沙の顔を塗りつぶしたプリクラ。ここにきて楓の異変の方向性に気付き、楓を止めようとするが時既に遅し。
家に遊びに来た亜沙を出迎えた楓は、家に入るな帰れと叫ぶ。そして、かつて稟に言ったのと同じ言葉、「あんたなんか死んじゃえ」と投げつける。そして楓たちの前でまた倒れこむ亜沙ピンチ。
なんというか、楓は本質的に小さい頃と変わってない。ひょっとして、回想以外で楓の父が出てこないのは、楓から逃げてるのかね。


稟は、これからの一生、壊れてしまった楓の面倒を診つづけるの。そうやって楓の復讐は完成するの。