ゾイドジェネシス #41 政変

グイを自力で開発するほどに技術力を伸ばしたから、ソラに頼り搾取される関係はもうやめようと進言するジーン。しかし、まだソラには価値があり、恭順の態度をとって親密な関係を保つのだと父である王。
突然に倒れた父に代わり、ジーンが王となる。フェルミは少将になり、元帥となったジーン直属であるザイリンは中将に。ジーンの裏の考えを読もうとするザイリン。ソラノヒトの前で、ジーンは王としてソラと共にと宣言してみせる。まだ明確な『政変』は見せず、変化を予感させるまででとどめてひっぱる。
解放した村で、旗の意味が分からぬ者たちに解放の印だと説明して自分たちの旗を掲げさせるルージ。それを自由の旗だと喜ぶ村人たち。
ムラサメがいると士気も、人々の反応も違うと、各地で解放戦をする部隊を回って戦いの先頭に立つルージ。その合間にセイジュウロウのかわりと訓練の指南役も頼まれこなす。そんな休む間もなく行動するルージの体を気遣って優しい言葉をかけるミィ様、ルージが忙しいため会う機会も少ない。
ディガルド軍が駐屯する山の要塞、膠着した戦いで不安の広がった部隊でも、ルージのムラサメが居るというだけで一変し、勝利を得る。しかし、溜まった疲労で目がくらんで苦戦もするルージ。無理を張ってしまっているルージに「バカめ」とただ一言だけ投げられたセイジュウロウの言葉の意味を考える余裕も無い。
こう戦いに出てばかりでは、前回部隊を構成して分担した意味が。カリスマとなったルージに頼っている討伐軍が、ルージが倒れてどうなるかが気になるところ。倒れる前に、疲労を気にして休ませる周辺の者たちと、ルージが動けないことで不安になる者や隠していると不満をぶつける者とか。
街の人たちに迷惑をかけたディガルド軍の人間だったから街の人たちの力になりたいと、畑仕事を志願したギンちゃん。それを見て自分もと畑に出てみるミィ様。みんなからはしっかり姫様扱いされてるのな。ギンちゃんはふだん、牢に入れられて、農作業の間だけ外に出してもらってるのね。まだゾイドの姿に怯え、ミィにすがるところは変わりない。