種子島空港が今月開港
http://maps.google.co.jp/?ll=30.605000,130.991666&spn=0.045359,0.05167&t=k


種子島は鉄砲伝来の島として有名です。3万年以上前の国内最古の生活跡と見られる立切遺跡等も発見され,さらに日本唯一の実用衛星打ち上げ基地である宇宙センターもあります。歴史と未来が共存するロマンあふれる夢の島に,今年3月16日,遂に待望のジェット空港がオープン!さらに便利で快適な空の旅により,種子島がもっと近くなります。
こんな風に、宇宙センターを売りにしている割には

この空港はハンガー設備が北側にあり、南北の交通を滑走路下のトンネルで結んでいます。宇宙センターのある南種子町に向かうためにはこのトンネルを通らなくてはなりません。
宇宙センターへ行くには滑走路下のトンネルをくぐるか遠回りするかしないといけないということで、衛星搬入にはそのままでは使えないと叩かれていたり。南側にそのための設備を作ればいいのだろうけど、その予定はないようで。ロケット本体や衛星は今までとおなじ島間港経由で運ばれることになります。
とはいえ、国内には大型衛星を運べるような機体がないから関係ない話ですけどね。海外で生産された衛星だと、そっちの会社経由で輸送機が調達されます。TRMMは米軍のC-5Aギャラクシー、MTSAT-1RはVolga-DneprのAn-124というように。たいていの打ち上げ企業・製造企業は自前の衛星やロケットを運ぶための企業を系列に持ってるもんだが。
ジェット化されるんで、スタッフの移動は楽になるかと。