西の善き魔女 #3 秘密の花園

女学校送り。アデイルはエヴァンジェリンというペンネームを使った、ユーシスとルーをモデルにした創作小説をフィリエルに託す。
そこは修道院。勝手が分からず騒いでしまって注目されたり、更には生徒会長に目をつけられてしまったり。
品のないフィリエルのことを召使だと言い放つ生徒会長ラベンナ。荷物をあさり、上等な下着をみつけだし、しかしどうみても貴族に見えないから、自分を陥れるためのどこかのスパイだと見下す。
この国グラールが西の善き魔女と呼ばれる理由。良家の娘に男を篭絡する教育を施す学校シザリア。男をコントロールする女に育て上げるための場所。
ラベンナの指示で、誰もが避ける立場に追いやられたフィリエル。優しく話し掛けてくれたシザリアですら自分を無視する。
シスターに、フィリエルの謹慎処分を申し出ていた生徒会。夏至祭から排除しようとしていたが、それは認められなかったので、監視をつけて他の生徒から隔離する。
暗闇でフィリエルを襲い、フィリエルを監視していたロゼリットを階下へと突き落とした者。
フィリエルが疑われているわけではないようだが、まともなところではないと、帰り支度。
学内には生徒会とは別に調べているグループもある。ロゼリットに殺されそうになって突き落としてしまったのではないかと追求する。とはいえ、相手が誰だったのかも見ていない。アデイルを知る文芸部のビンセントたちは、まがい物の生徒会を追い出すためにフィリエルを遣わしたのだとまで言う。
ユーシスとのチェスの勝負に負け、女装して送り込まれるルー。ユーシス様もお人が悪い。