かいものつうはんとどいた

はりぽたついでに買い損ねてたDVDも確保して視聴作戦。届いたのはちょっと前だったりするが、買ったのはそれぞれ別のとこ。今見たらamazonの在庫が復活してたよ、ドリームチャイルド。
はりぽた一行の成長はさすがにきつい。厳かに始まるダンスパーティー、しかしその後は軽く明るく若者の空気。オリンピックとかでもそうだけど、この辺のさらっと変わるノリが欧米系なんだな。
いつになったらDVDになるのかと待っていてら、いつのまにかDVDになっていたドリームチャイルド。個人的にはアリスもののなかで最高の作品と評価している。アリス二作ではなくアリス自身の物語だが。おまけ要素の若者二人がなければもっと良かったのにとは思う。不思議の国を再現する特撮が一部だけだが、現実世界との対比のためか、完成度は高い。
あと、こいつがぼくにアリス＝老婆の図式を植え付けてくれた作品でもある。もっとも、ぼくの老婆アリスあたりの解釈にはナガノマ・モールの影響もあるけど。少女だったアリスはいつまでも少女ではなく、いずれ大人になり老いてゆく。少女と老婆は一つの直線上にある同一のものなのであり、その間を区別する境はない。
これに出てくる少女時代のアリスはそんなに可愛いというわけではない。だけどドジスンの撮ったアリスに似ているのである。ドジスンは本物よりちょっと普通度が高いが。アリスと語る場の空気はとてもあたたかく、でも少女だったアリスはその時間の大切さを気付かずに過ごしていた。
ところで、収録されてないカットがあるようなんですが。別の作品と混同してるかな。
ついででぽちっとやってしまった、ぽっぷの絵本。狙ったわけではないが、アリスセットになった。