大阪伊丹国際空港


伊丹市 空港撤去から共生 「宣言」30年ぶり見直しへ
いいから、勝利宣言出して廃港してください。30年以上かけた市民運動の成果なんですから、誇っていいことですよ。

大阪国際空港撤去都市宣言
昭和48年9月25日
議決
わたくしたちは,長い間先人が築きあげ,つちかつてきたいたみの豊かな風土と歴史的遺産を大切に敬愛し,恵まれた静かな環境を誇りとし,「人間としていきがいのあるまち いたみ」の実現にたゆまざる情熱と最善の努力を積み重ねてきた。
しかるに,大阪国際空港における公害をはじめとする諸問題は,今や空港の存在そのものが,公害の根元として市民生活はおろか伊丹市の存否そのものにまで重大な影響を及ぼすに至つている。
生命,財産の安全の確保と公害除去を切望する市民の声は,大阪国際空港の廃止を目標として公害紛争処理法にもとづく調停を起こし,その運動は日ごとに全市的規模に発展してきている。
市においては,昭和47年10月に基本構想を策定し,市民生活の安全と快適な生活環境を確保するうえにおいて,大阪国際空港を廃止することを明記し,市議会においては,昭和48年3月に大阪国際空港の撤去を決議する等全市一丸となつて空港撤去運動を展開してきたことは衆知の事実である。
そして今,わたくしたちは,真に人間として憩える静かで安全な生活環境を取り戻すために,大阪国際空港の撤去にまい進していく確固たる決意をここに強くひれきし,伊丹市大阪国際空港撒去都市とすることを宣言する。
昭和48年10月1日
伊丹市

「ここでやめたら、ただのバカじゃんか。みんな立派だよ、歴史の教科書に載るくらい立派だよ」


いまだにゴネれば金になると思ってるから、みっともないったらありゃしない。伊丹しかない状態で他に選択肢はないだろと、その立場にあぐらをかいて「騒音問題」で騒いだくせに、解消できるとなった途端に手のひら返す。その程度のものではない、確固たる信念があったはずです。
一度蹴っておいて空港建設した神戸も笑ってやりたいところだが、別の話。どうしても伊丹を存続させたいなら、国に頼らず、関連市共同で三セクにでもして自前で運営するようにしてください。
どのみち切り捨てを進める方針でやってるわけで、じわじわと縮小されていくわけですよ。引き時を見切ることも出来ずに、過去にしがみついてどうにもならないということになりかねません。八尾や調布みたいになってから後悔でもするんでしょうかね。名古屋みたいに早々に方向転換してやりかたをはっきりさせ、必要な規模に落ち着かせるようにしたほうがあとあと楽ですよ。