ストロベリーパニック #26(最終回) はじまり

百合二本立ての月曜深夜後半戦。
物語の終わりは始まり、最後のひとつぶ、甘いか酸っぱいか。
秋過ぎて雪積む季節。エトワール戦観客席一番乗りを目指す千華留一行一番乗り部は雪に埋もれる。千華留様がサンタで残り三人はトナカイ担当か、きぐるみなのは絆奈だけみたいだが。エトワール戦がイブで、授与がクリスマスの行事なのかな。
代表としての青いリボンを結んで欲しいと夜々に頼みに来た光莉。わざわざ夜々に頼みに来る、それが別れにもなるから最後の思い出になるかもしれないから。他に夜々にできることは無い。
赤いドレス赤いリボンの渚砂、玉青は白いドレス。お揃いにはならない。あとはルリムが緑色か、黄色じゃないのか。
エトワール戦が終わっても、エトワールになったとしても自分たちとの関係は変わらないと、いつものお茶会の準備をする千代。エトワール戦に向う光莉を見送り、夜々を気にする蕾。エトワール戦を見ないで過ごす蕾と夜々の負け組カップル。会場に遅れてきた千代にパーシバルの席を譲る籠女。ああ、これは千代を落とすための罠ね。千華留→篭女→千代。
女生徒たちのあこがれの的天音、下級生に人気の渚砂。全員参加の投票なのか。
横にいる玉青には目もくれず渚砂しか見えてない静馬に、けんか腰で玉青が挑む。渚砂は渡さんとステージの上でかなりきつい表情を。誰もが認める王子様とお姫様。お姫様だっこしちゃう天音、光莉を守るとみんなの前で宣言、なんだこりゃ。
他人と幸せになる渚砂は見ていられない。お仕事終えて、温室でひとり篭る静馬、思い出すのは渚砂と過ごした記憶。
ステージの後はダンスホールへ民族移動。一番乗り部の名誉を賭けて真っ先に走る絆奈、それをパーシバルを抱いたままで軽く追い越すルリム最強籠女。
礼拝堂で迎える決戦の場、駆けつけドアを勢い良く開け、わき目も振らず「渚砂、愛してるよ!」これは『卒業』ですか静馬様、「おいで!ラ…。決心した静馬の姿に、あれだけ挑戦的だった玉青が渚砂に別れを告げ、背を押して送り出す。抱き合うふたり、静馬のおっぱいに顔をうずめて満足ですか渚砂さん。
ええい、「この道は通行止めだ」な人はいないのか。追っかけるような無粋な人は苺舎には居ないが、それでも手を取り合って走って逃げます、勢いだけで。どうするのか聞かれて、「だって、」だなんて静馬様。一瞬だけ少女らしい。しかも花輪なぞ作りおって。
はて、キャプを見てみたら静馬が駆けつけてから以降、雪が消え、光溢れる春の景色に。だけど衣装は変わらず赤いドレスのままだし、まさか、誰かの夢の中か。静馬の頭の中で春の花畑へ一直線。まさか、静馬が壊れてしまったか。
初期OP曲静かな別バージョンのED。喫茶部って、千華留様のハーレムやな。着実に信者を増やす千華留様、地道な活動は伊達じゃない。さすが影の番長。
ひとり部屋に戻ってしまったか玉青、これで下半身が透けてたりしたら怖かったのに。実は館の霊で最初から実在しなかったとかそんな展開もいいな。
いや、これは帰ってきたのか渚砂。やはり、静馬がやばいことになってるか。エトワール戦の最中に静馬がなんかやらかして倒れて付いていった渚砂とか。