外国語になった日本語というと、「行政指導」「過労死」があったが、これに「いじめ」がくわわった。
 私は、これらの言葉から見えてくる日本文化の特徴があるように思う。
元記事はまだ消えてない。

 独公共放送ARDは16日「生徒の自殺、日本を揺らす」と題し、いじめ自殺をラジオや電子版で詳しく報じた。自殺した子が書いた遺書の内容を紹介するとともに、子供たちにいじめや自殺をしないよう政府などが盛んにメッセージを送る対応ぶりも伝えた。一方、日本で以前にもいじめが問題になったことに触れて「学校などが問題を軽視してきた」と批判した。
 15日付の全国紙ウェルト(電子版)は「肝心の問題は大人にある」と主張。「多くの親は子どもに良い子であることを求め、子どもは理想に沿おうとするためストレスを抱えている」とする教育関係者の分析を紹介した。同日付の有力誌シュピーゲル(電子版)も「(日本で)子どもはプレッシャーに苦しんでいる」と記し、ドイツでは子ども同士のいやがらせや暴力が問題となっているが、日本ではより陰湿な「仲間はずれ」という形で現れる、などと伝えた。
「いじめ」が"Ijime"になったという話は昔あったような気がするんだけど。「日本ではIjimeというのが深刻な問題になっているらしいが、こっちにもIjimeはあるぜ、よそ事じゃないぞ、足元をみろ」みたいな報道で。
80年代、90年代のいじめでは行政はなーんもしてない。「報告」して現場で対応しろということぐらい。それなのに今はなんか騒いでる。
しかし、騒いでるのを見ればみるほど、考えるのがあほらしくなるな。