ふたりはプリキュアSplashStar #48 最終決戦! 奪われた緑の郷

殴りまくり飛びまくりのプリキュアドラゴンボールな展開を求めてる人は居ないのに、どうしてこうなるんだか。
満が蹴り、薫も蹴り。そのためのスリット入り、180度蹴り上げても見えてしまうことの無いロングスカート、その保守性こそがすばらしい。
ゴーヤーンに吹き飛ばされ、ズゴザザザーと地面をえぐって大ダメージ。それでも立ち上がる、変なポーズで立ち向かう。地球を破壊しそうな勢いで元気玉を打ち出すブルーム。
コロネがただの移動のための乗り物状態、敵の前に身を晒してキャラフェの力を使って対抗するフィーリア王女。肝心のキャラフェを海に落としてしまい、太陽の泉がそこにあることを知られてしまう。意外にどじっこな王女であった。
目の前に広がる海こそが緑の里の命を生んだ太陽の泉。フィーリア王女しか知らなかった事実。プリキュアを問い詰めても得られなかった答え。
ゴーヤーンが精霊たちを吸い集めたことで精霊の力が弱くなり、プリキュアの変身が解けて戦うこともできなくなってしまった。二人を守るためなら命の火が尽きるのも厭わない満と薫。世界のすべてが消えてしまっても生き残ることができたが、咲と舞の前で倒れてしまう。
すべてが終わった世界で、結局何も守れなかったこと、大切な友達満と薫を失ったことで涙を流す二人。落ちた涙が土に染み込む様子を見たフラッピとチョッピが、水が枯れ花が無くなっても、この世界には花を咲かせる大地が、鳥の舞える空が残っている、すべてが無くなったわけじゃないとふたりを元気付ける。
満と薫もまだ終わっていない。月、風、大地、大空。花は咲き、鳥は舞い、風は香り、月は満ちる。ついにやってきた変身のとき、ふたりじゃないからプリキュア・フォー。