ロケット

シーローンチ(Sea Launch)がZenit-3SLの打ち上げに失敗。
ちゃんとチェックしてなかったんで打ち上げを見逃した。先週チェックして、週末の予定というところまではチェックしてたけど、そのこと自体すっかり忘れて、更に延期になったことも知らなかった。8月と10月の前二回はちゃんと見たんだけどな。


早速Youtubeにライブ放送の切り出しが張られてる。あれを録画してる人もいるんですな。

この時代、下に向かって飛ぶというか、ずぶずぶ崩れるなんて珍しい。のエンジンスタート直後に崩れ始めてるから、エンジンや配管の振動かなんかか。ロシアのロケットがアメリカのロケットのような崩れ方をするのがちょっと意外。
海上(公海上)なので被害は打ち上げプラットフォーム・オデッセイのみで、打ち上げ時には無人(自立航行中に使う生活施設があるので滞在は可能)にするから直接の人的被害はないはず。ロケットの組み立てやらなんやらをやるのは司令船の方なので、最悪でもプラットフォームの作り直しだけで済む。プラットフォームの建造はノルウェーの造船メーカー、アーカー・クバナー(Aker Kvaerner)。
プラットフォーム上のカメラで撮った静止画のライブ映像がある(http://www.navigon.net/sl/)けど、画像はダミーに切り替えられている。本来の画像lp1.jpg(発射台とロケットを映す)とlp2.jpg(司令船が並ぶあたりを映す)は残っていたのだが、これの時刻がGMTの31日午前2時52分と59分で、打ち上げ時刻の3時間後。ということは、プラットフォーム自体の被害は意外に少ないかも。
ぱっと見、四角いプラットフォームに発射台部分を追加したような作りになってるようなので、発射台だけが壊れたか。発射台が映るはずのカメラに発射台自体が映らずに水平線だけが映ってるし。