英國戀物語エマ #2

今週はちゃんとOPからメインテーマからスタート。
ウィリアムにはエレノアさんからクリスタルパレスへのご招待。みんなの前で開いてしまって、気乗りしないウィリアムは、クリスタルパレスに行きたいだけのヴィヴィアンに押し切られてしまう。
コルセットを締めて日傘を差すご婦人方々の姿、いい絵になってるな。ウィリアムにとっては、エマとの思い出の場所。知らず地雷を踏んでしまってるエレノア。
展示に興奮して走り出しそうなヴィヴィたちの手を引き、案内をするウィル。来た事の無いはずのクリスタルパレスの展示の場所を熟知してる意味に気付いたアーサーはウィリアムの気を変えさせるために、エレノアと2人きりにさせる。
一緒にいるウィリアムの様子に、自分を見てくれないのだとあらためて感じとって、拗ねて逃げ出してしまうエレノア。
自分の行動がエレノアに期待させ、同時に暗くもさせてしまうことを知ったウィリアムは、自分の気持ちに嘘をついてエレノアと会うことはしないと、酒の勢いを借りてハキムに宣言するウィリアム。
メイドの扱いに厳格だとされてるメルダース家。使用人と主人との距離はしっかり取るのがルールだとメイド長は指示するが、エマが馴れた距離は周りとは違う。
体を張ってくれたメイドに対してきちんと礼を言いなさいという当主、更には奥様からもエマは礼を受けてしまう。他のメイドが考えるほどの距離は存在していない。
大きな屋敷ならではの使用人のためのパーティーは寛容的なドロテアのおかげで盛大なものにもなる。浮ついた空気に馴染めないエマに、楽しむようにと気を回してくれるナネットがいても、エマは裏方へ逃げてしまう。
イギリスという国の階級がゆえに、あきらめるため逃げ出してきたエマ。ほんの少しの酒で、つい酔ってしまってこぼしてしまう本音。優しく扱ってくれる主人の態度に、イギリスでなければ、もしも当主の出身であるドイツだったらば、階級の違いは小さくて、こんな苦しみを感じなくても済むのかと。