嫌々やってるわけじゃない

作者は少なくとも30代後半、下手すると40代行ってるわけで、プロ根性というか、
うーん、40代マンガ家だとそこまで自分のウリを捨てて方向転換して、萌えマンガで売れなきゃならないのかと。

http://anond.hatelabo.jp/20080822025202

経験を積み重ねて芸風を広げたってだけじゃないの。
人は時間とともに変わっていく。知識も趣味も技術も、年齢も。
歳をとっても「時代」と「対象」にあわせられる技量を維持できるのは凄いことなんだよ。大半の作家はどっかで固定されちゃって、変化についていけずに消えていくんだから。チャレンジをやめたら過去の人になるよ。
自分の知っている世界の外で人気が出てしまったことに複雑な感情を持ってるのは分からんでもないが。
これで当てられなかったらともかく、きっちり当ててるんだから。こうしなきゃやっていけないから必死、という風じゃなくて、こういうこともできるんだよ、ふふん♪という余裕じゃない。


そして、作者の日記をアーカイブで発掘してみる。

さらに自分語りすまんがエロゲーにはまりたての頃、時間ができると秋葉原まで行って、
両手いっぱいになるまで買いまくったもんですよ。ギャルゲ−ばっか何本も何本も何本も。
俺の◯◯ちゃん…!とか呟きながら次から次へとゲームやってたもんですよ。

隙をみつけて美女ゲ買ってきました。秋葉かけずって8本。いや、なんていうか、我ながら。
もうWin機買ったばっかだから見のがして〜とかいう時期じゃないですね。本っ当好きなんだよ。
女の子が可愛いのはあたりまえとして、主人公も腐女子の目から見てモエじゃなきゃという
基準でチョイスしてます。病は深いですよ。まあふつーのエロゲーも全然買いますがね。ククク。

男子絵女子絵人外絵どれが欠けても今の私は成り立ちません。

単に、守備範囲が広がっただけだったよ。

原作コミックを読んで嘆くのならまだしも、
あなたの知っている作者とアニメの作者はそもそも同一人物じゃないよ。

http://anond.hatelabo.jp/20080822103130

なに幼稚なことを言ってるのかとか思ったが、表現がおかしいだけだった。「作者」と書いたことで誤解を呼んでいる。
大本の発言者は「アニメ」を見て櫻子さんの「マンガ」が変わってしまったと言っている。それはおかしいと指摘しているんですよ。
アニメの絵(設定画)はマンガとはまったく別の人が作り上げたものだし、元の物語や作品世界が櫻子さんの作り上げたものであっても、「アニメ」の構成やシナリオを担当してるわけではない。それが原作者の持つ表現を少なからず別のモノに置き換えている。だから櫻子さんがどう変化したのかは、マンガを見ないと語れない。


しかし「萌えマンガ」って。「萌え」で記号化されたものを取り込んでるとはいえ、巨乳と露出って一般層向けに普通に売る路線じゃん。草野がメインヒロインでだったら「萌え」路線だけど。