選挙

ボートマッチじゃ自民を勧められて少々頭を抱えつつした投票。自民と民主とその他なんて選挙区でどないせっちゅうの。
自民か否かでしか評価されない世間は変わってないようで。はてさて、共産と社民の状況が好転しないのは相変わらず哀しい。1割ずつとまで願うのは欲張りかもしれないが、存在を示すには今の数は少なすぎる。
踊り子さんが代わっただけで寂れてしまった自民党。貧すれば鈍する、本来やるべきことすら捨てた最後の迷走で自殺点のオマケ付き。この結果を叱咤と捕らえて自己反省できるか、それとも切り捨て首すげ変えで茶を濁して済ますか。
民主党の300越えは厳しいんじゃないかととも思っていたのだが、自民党に灸を据えるという票が予想以上に大きかった。善意と悪意に境は存在しない。そのへんの人たちは、自民の困惑を見てニコニコしてるんだろう。
もともとの自民支持の「2」に加え、浮動票「1」を反自民で仕上げて票を集めた小泉自民党、そして民主支持だったのが「1」。それが2005年の郵政選挙。今回、反自民の「1」だけでなく、自民支持から分派した、自民に誅する気になった「1」を併せて票を得た民主。
内部分裂は票集めに不利と見て一枚岩を演じたのに、それが逆にせっかくの反自民票を失うことになってるとは気付かなかった自民。「自民党をぶっ壊す」を完遂させる前にわざわざ舞台を降りた小泉はE.帆場か。それでも息子を後継者にしたのは「美田を残さず」の精神か。
前回の手のひら返し(投票に行きましょう→投票したヤツが悪い)みたいな人はともかく、さすがに、民主支持者は勝ちすぎの成果に警戒もしているようで。
どうあがいても選挙の結果は動かないので、次の衆議院選挙までの4年間は見守るしかない。民主が得られた票を党の評に繋げられるかどうか、支持に変えていけるか。


変革を求めるのなら、国民審査でもその意を示して欲しい。現状維持じゃなにも変わらないよ。