狼と香辛料II 狼と孤独な微笑み

ホロさんにはすべてを話し、隠し事はしない。それが信用の現れ、前回得た教訓。丁丁発止のバカップル。少しずつ慣れても、まだホロが上手。そして可能な限り、最期まで付き合いたいという、ホロの新しい覚悟の言葉。
司教は過去商売に失敗し、エープに口添えされた石像取引で利益を得る。それを踏み台により大きな、扱いやすい大きい商会を相手にするようになり、更に大きな地位を手にしようと野望に走る。司教は将来邪魔になるであろう者を排除する。そして商売を潰された。それがエープにとっての動機。
抱えている事情を話すことに緊張を見せたエープ。そこに裏があるかもしれないと警戒しながら、ロレンスは取引を始める。