ねんがんの新宿アニメイト

やっとのことできたアニメイト新宿出店。アニメイトの上陸を阻止していたアニメポリスペロ消滅から10年くらいかかった。ゲーマーズ移転からも2年、コナミの店も消えて久しく、オタク不毛の地だった新宿東口。1年前に消滅したさくらやホビー館の空きビルを丸ごと利用してついに進出を果たした。
裏通りなポジションであるが、西口にある空中店舗のとらのあなCOMIC ZINゲーマーズと比べると入りやすい。狭いエレベーターで他の階の利用者に気を使う必要もなく階段でひいこら言わなくて済むのはありがたい。
基本的に人通りのない場所なのだけど、開店の今日だけは道を埋め尽くす人だかりで交通の邪魔。
人が多すぎて入場制限がかかり、並ばずに済むよう整理券を用意。午前中に行ったら2時間ほどの待ち時間。店の前で待っている必要もないのに、むやみにぐだぐだしてたむろって居る人がたくさん。ほかに行くところたくさんあるのに。目の前の映画館には棒立ちアルフォンスが居たのに。

このビルの屋上に初めて入った。ひっそり店長。しかしこの屋上は使いにくい。

ドアにファイアーエンブレムが居たのに、出口専用になっていたせいで隠れていた。ファイアーエンブレムが起用されてるのは、アニメイトがスポンサーに入ったから。肩にロゴが入ってる。


書籍フロア、AVフロア、グッズフロアで綺麗に三層分割。カード専門店は別扱いで最下層ワンフロア。はて、清算はフロアごとじゃなくて移動OKなのか。確かめなかった。
新刊が1Fにあるため、地下の書籍コーナーはあまり行く必要がなさそう。でもエロ本がある。あるかどうか不安だったエロ本のコーナーがわずかながらでもあったので、ちょっと安心。
はす向かいに紀伊国屋があるから本の品揃えで勝負するのはちと難しいだろう。目立たないけどジュンク堂もあるし、既刊本の充実は考えなくてもいいと思う。紀伊国屋が弱い分野となると、エロ本か。若年層をメインにしてるアニメイトとしてはありえない選択になる。美少女文庫は堂々と扱ってるけどね。
このロケーションを生かすには、もっとコスプレに力を入れるべきだろう。なんでACOSを持ってこなかったのかが疑問。グッズとして、ある程度は置かれているが、このままでは試着まではできないし。CDやDVD、漫画本は他でもあるが、コスプレ衣装を扱ってる店は周囲にあまりないのだから、大きく展開する価値はあるはず。
それはアニメイトも分かっているのか、店内に衣装が展示もしてあったりしている。コスプレ店員は今回だけなのか常時なのか分からないが。どうせ日陰になる場所だし、外向きのショーウインドーつくって飾ってアピールしないと残念。
つーこって、3FがACOSになる日がくることに期待したい。