日蝕

意外にLIVE!ECLIPSチームの配信が安定している。ぐだぐだったのは期待してたPanasonicの富士山チーム、がんばったけれど山頂がガスでどうにもならなかった。
思ったよりも雲が晴れて日が差しているようなので、配信を監視するのをやめカメラを持って出ることにした。
まもなく金環という時間になって、あっちこっちで窓が開いたり窓に人が張り付いていたりベランダに人が出てきたり。さすが世紀のショータイム、すごいブームっぷりにびっくりするわ。
日食そのものは撮れないだろうから影を撮ろうと思うものの、肝心の金環日食中は雲に隠れて影が出ず、このへん意外に難しい。

そのうち、禍々しい雲のほうが気になって、意外と長々とカメラで格闘する展開へ突入。木星大気(想像図)とかなんたら星雲とかの画像みたいで。何かが出そうな雰囲気に飲まれ、興奮。でも、このダイナミックな不思議感がやっぱり思ったように写せない、くやしい。
雲のせいだけとは思えない風に暗くなったし、空気もひんやり。ちょっとだけのつもりでラクな格好で外に出たものだから、予想外に風が冷たく、寒くてしょうがない。

最初は太陽を入れないようにしていたのだが、シャッタースピードを上げればけっこういけるという感じだったので果敢にアタック。太陽にかかる雲の具合でうまくいったり白くつぶれたり。あくまでも雲が狙いなので、ズームは控えめ。
カメラが壊れると言われていたが、けっこう問題もなく快調。だいぶ長い付き合いなので、買い換える理由になるので壊れても困らないのだが、意外に丈夫なものである。
行き当たりばったりすぎで、もう少し考えて準備すべきだった。思いつきだったものだからよさそうな影を探してうろうろ、あきらめてうろうろ。