犬神さんと猫山さん #2 杜松さんと牛若さん

犬神に興味のないものにまわす記憶力は存在しない。しかし、ふと気づいた時から認識は変わる。
後ろの席にいたネズさんのかわいらしさに目をつけた。意外にエロい発言をするので、そういう人だと認識する。自分の同類と認定した。
仲良くしようとしてくる犬神を、ネズは部活に誘う。猫山さんもついて来てくれた。
部の先輩のおかしな行動に、ネズは抵抗することもなく、すんなり応じて受け入れていく。むしろ先輩の言うことを上回る対応で置き換えていく。
ネズは、同じく小さく可愛がられる仲間として、猫山に好意を持った。大きくてのんびりとした人に引かれる同士であると認め合う。