ガンダム Gのレコンギスタ #1/#2 謎のモビルスーツ/G-セルフ起動!

やたらと期待されているけど、それでも不安が無いのはトミノのパワー。いつもなら導入に時間が掛かるので2話一挙放送になった。
MSが丸っこいのは、CGにしないため。手書きに向いているという選択か。HDのおかげか、軌道エレベーターが細いワイヤーのみの構成。ミノフスキー粒子を利用しているとかなんとかで、いちおう宇宙世紀の流れ。
今はほとんど使われることもない、軌道エレベーターの途中にあるステーション。ナットは、おそらく建設の際に使用したもの。ミノフスキークラフトで軌道上に静止させて、ワイヤーを展開するのに使ったのだと思われる。
軌道エレベーターは、人を運ぶだけのものじゃない。宇宙から地上へ、フォトン・バッテリーを運搬する手段にもなっている。これを狙った海賊が、列車強盗よろしく襲ってきて、ちょっとばかり西部劇的世界。だから舞台は北米西海岸。

ストーリーの組み立て方は古いタイプで、容赦なく高速で話が進む。シーンの繋がりが悪くなっても、遠慮せずに強引。情報量が多くて説明セリフも少なくないのだけど、置いていかれるわけじゃない。
ちゃんと1話から主人公は活躍したし、ガンダムの戦闘もがっつりあった。結果としてみれば、1時間やる必要はなかった。