十二国記 #37

陽子は自らの背負うもの、国と人を守るために人の死があることを覚悟し戦う。失われていい命などないが、救うために、守るために消える命。それに背を向けることなく受け入れることにした。

天を試し王を試す昇絋。しかし結局彼はそれを楽しんでいるに過ぎない。自分のわがままに振り回される命をその程度のものとしか思っていない。そんな昇絋の王たる陽子と対峙した時に見せた潔さは彼が天帝や天意の存在を信じていたことの表れでもある。
天は何も語らず、ただ人の意思を持って世界は動いてる。天が同時に民でもある十二国の世界。


頭を下げない浅野。誰のためでもなく、自分と自分を信じてくれた人のために貫くべきものがあると


実況を見てたら、かんたいが浅野と話せることに疑問を持つ人がいた。浅野と話せるということは、仙であり、仙であるということはつまり……という伏線。