十二国記 #42

天帝、天の意志を信じないという斡由と天帝の下、王がいるからこそ国があるという驪媚。そして斡由は信じてないと言いながらもシステムを壊さない方法を模索する。
斡由は失われる命の重みを知ってると言う。民の命が失われるのは六太にとっても尚隆にとっても望むものではない。尚隆が国を欲しがった理由を斡由に説明できない六太、尚隆と斡由の覚悟の違いを感じていながら麒麟としてではなく王の代弁者としての言葉が見つからない。