ガンスリンガー・ガール #13

マルコに見守られながら迎える最後の瞬間。自分を見てもらうという夢のかなったアンジェリカ。以前に増してひどくなってゆく症状、記憶が消えていくなかでも忘れることのなかった父親のようなマルコへの想い、そして忘れていたはずのはるか過去の記憶。
義体化の副作用で壊れていくヘンリエッタ。異常だとは認識できず、壊れていくことを自覚できない。もともと自身の命が短い限られたものだということは知っていて、では自身の寿命が尽きると分かったとき彼女がどうするか。ヘンリエッタの結末は描かれず迎えるENDマーク。
なんつーか、肝心なことは語らず、濁して終わらせるという作りが卑怯で。一応オチのついたアンジェリカとマルコ、エルザとラウーロに関しては良かったと思うんだけど、そこで終わってしまっては半端と言うしかない。