マシュマロ通信 #4

どこからか飛んできた風船にくくりつけられてきたプレゼント。単に花の種が入っているだけで、送り主との交流というものはなく、なにか怖いものを感じさせるものがある。新聞部としてもそれ以上つっついても面白くはないということでヒッピー・ナッツに一任。咲いた花をみて一転、これを広める為に活動。街の人々は花を育てるために懸命になって仕事がおろそかになり、街中の人々の生活は成り行かなくなりかける。人類を無力化させる陰謀が、とおもいきや、不便だねとだけ言ってスルーされてる。どっかで見たような話だが、なんだったのか思いだせん。
さらに、水以外を与えるとかわいいモンスター発生。これは、グレムリン化かと思ったが、えらく無害なモンスターだった。ただ、花が咲いてる間は無限に湧くようすで、それはそれで怖いかもしれない。モンスターたちはクラウドのくしゃみで消滅。じゃあ、クラウドのくしゃみの原因はどこにあるのだろうかと。解決したのはいいが、それをまた風船につけて飛ばすのはまずいだろう。表向きは綺麗にまとめてるがとんでもない話だ。実は彼らは花の種に行動をコントロールされてるのではないだろうか。
ドッペルゲンガーや謎のうさぎ生物とか、この作品、表面は軽いんだけど、けっこう中身は怖いんじゃないかと。個々の怖い部分を掘り下げずさらっと流してしまうので、全体として暗い方向には進まないが、この辺がのちのちの展開に関わってくるのだろうか。