鋼の錬金術師 #41/#42

2本一挙放送のなんちゃってスペシャル。42話はやたら長いAパートととても短いBパート。話に圧倒されて、1時間という長さもまったく気にならない。
大総統の正体を知って、でもホムンクルスとの戦いに誰も巻き込みたくなく、言えないアル。そして大総統を演じるホムンクルス・プライドの上にいて指示をする者「あの人」
あえてここで触れる香水、ライラがごまかそうとしている臭いは体臭ではないということか。ライラの体になにがあるのか。エドの言うことを聞いて行動するライラが怪しい。エドと別れた後にロゼたちをどうするかが気になる。
大総統の命を受けたものたちが追い込む、軍、タッカーのキメラたち、そしてキンブリー。キンブリーと戦うスカーの腕の紋章が賢者の石に反応する。キンブリーに錬成され、爆発物に変化する腕を破壊するスカー。死の間際にアルの体にも同じ練成を。鎧としての機能を果たせなくなり次第に崩れるアルに、自身の腕に持つ錬成陣を転移させ、アルを生き長らえさせる道を。錬成が適えば賢者の石はアルの体の中に生成される。
大好きだった兄がスカーの命を守るために渡した錬成陣。それが狂ってしまった兄の最後の愛。互いを気遣い、互いのために生きるエルリック兄弟は、スカーにとって羨望の対象でもあった。大切な人だから、助けられるなら助けたい。
そしてスカーの命をかけた錬成。町にいた兵も、アーチャー大佐も材料にして。人も町も消滅して、アルは賢者の石を、人の命を代償にして生きる命になった。エドが悩んでためらってできなかったことがスカーにはできた。
国家錬金術師の銀時計の中に隠されていた賢者の石。賢者の石で時を刻む時計だったのか。国家と賢者の石の関係が。