KURAU #9

ダグが前回関係を明かされたその後輩アヤカにマークされてしまった。GPOが使ってるのと同じような端末を使ってるが、これは一般流通品なのか、GPO関係者だけが持てるものなのかはっきりしない。でも、そんなの持ってたらアヤカにマークされてるんだから居所がすぐばれそうなもんじゃないか。そして監禁監視されてるクラウの父からダグへ、クラウがGPOに追われていることの連絡と、おそらくクラウの正体に関する情報。
ダグを置いて再び逃亡生活へ旅立つ。どうせ行くアテも無い二人、店にあったポスターをヒントに、偽造パスポートを手に入れ海外へ高飛び。遷音速機か超音速機か分からんが、豪華なシートに座って、けっこうリッチな移動を。このままウルフズレインロードムービーか、ガドガードみたいなぐだぐだの逃亡劇になるのかと心配してみたり。
気まぐれで選んだと思った場所だったが、そこにリナクスを生んだものがあるか、何かに呼ばれて引き寄せられて来た。地球に3ヶ所あるリナクスエナジー発電所。粒子加速器でも出してくるのかと思ったが、クラウに入ったリナクスが閉じ込められ、エネルギー源として利用されているらしい。
いつもクリスマスを置いて一人危険なところへ飛び出してしまうクラウだが、戻ってきてそこにクリスマスが居ないことに不安を覚え、そしてクリスマスがクラウの力になりたいと、お互い一緒に居たいと強く思っていることに気付かされる。
リナクスの力だけを閉じ込める力が、クリスマスにも効いている様子。
アイネ・クライネ。リナクス・クラウとクリスマス二人で決めた二人だけが知る秘密の名前。引き裂かれるか何かしたときに二人だけの暗号となるか、クライマックスにでも使われるか。