アリス


米ハリウッドの大手映画製作会社「ドリーム・ワークス」が、児童文学の古典的名作「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を映画化することが26日、分かった。
公開時期などは明らかになっていないが、主人公のアリス役には「アイ・アム・サム」(2001年)などで名演した天才子役、ダコタ・ファニング(10)が最有力視されているという。
アリスの新作映画。今キャストが決まってないという状態だと、公開は来年末から再来年ぐらいになるのかな。10歳の主役候補とやらはhttp://images.google.co.jp/images?q=DAKOTA%20FANNINGと。オーケー、カモーン、年取る前にとっとと。
でも『大ヒットSF映画「マトリックス」のシリーズ(99−03年)でも物語の一部が引用された』ってのはわざわざ書くような内容だろうか。大作の名前を書きたいだけのようだが、この文がある、ただそれだけのことで記事の質が落ちる、すごく蛇足。
アリスの名を冠した上で忠実に再現などとあるから、アリス本編なんだろうけど、そうすると特撮が売りなだけの凡庸な作品になって、なんだただのアリスじゃないか、ということに。アリスという作品自体、なんともいじりようの無い作品になってしまってますからな。そんなんだったら既存の作品で十分でしょ。
個人的には物語の外のアリスを主役にしたドリームチャイルドがお気に入り。記者とメイドの恋はどうでもいいのだけど、とりあえずDVD出してくれ。何年も待ってるんだよ。ドジスン主役の話とかも見てみたいな。
ドリームチャイルドを見た頃、80年代末ぐらいだったか、なにかで「アリスという名はどう思う」「いまどきの名前じゃないよ、おばあちゃんの名前だよ」てなものを見て、この映画とあわせてぼくが抱くアリスのイメージは老婆だったりする。昔少女だった老婆アリスとかアリスばあさんとか、そんな感じ。さらに魔女とダブるかもしれない。アリスという名前自体は、あのへんの時代(19世紀)に流行ってたものだったらしいな。