アキバ

儲かりマンデー!! 「日本一のもうけ街…秋葉原
http://www.tbs.co.jp/moukari/oa20050130-mo1.html
起きぬけになんつーもんを見せてくれるんじゃい。ゲストに飯島愛、実はアニメ好きなのだと誰だか知らんもう一人のゲストから言われ、しかし、隠したいと答える。やっぱり『まんがらりん』は黒歴史ですかね。
まずはアキバの戦後史のお勉強。青果市場から真空管などのラジオ自作パーツ販売、そして家電の街となりパソコンにシフトしてアニメやフィギュアなどの街へと流れる、家電時代が有名だけど、それはアキバとしては異端な時代だということが感じられるだろうか。家電時代の裏側には自作ラジオからの流れでAV機器販売があり、そのためのソフト販売がアキバの一大市場を築いていた。そうしたソフトにはアニメが多く含まれ、さらに家電店がパソコンを扱うためにゲーム、特にエロゲーもアキバにおける大きい市場となり、こうしたアニメソフト、エロゲソフトがアキバの中心的存在になって今のオタク市場を生む事になったのだ。。
その電気街の歴史を黎明期から見てきた秋葉駅前のラジオ会館も、今はオタク会館と呼べるほどのものになり、そこにフィギュアショップが入っている。フィギュアについて海洋堂の店長から説明を受けるが、取材者は言ってることが分からないと返す。ここで、売れるといっても、そのものに対する専門知識がないと参入しても成功は出来ない世界なのだという結論。レンタルショーケースというシステムで、専門知識が無くとも場を貸すだけなら出来るという店も流行する。
もうひとつの目立つ流行。それはコスプレ衣装。コスプレをしての路上コンサートやメイド喫茶。そして以外なヒット商品、おでん缶。スタジオでも食べて見せたり。大食漢が多く客単価の高いじゃんがら。
大手のつくる流行ではなく、小さなところが生み出すヒット。もえたん(旧版)などの萌え本が世間に出回る。
刻々と進出をする小店舗や小企業に対する老舗店、画面の奥にラブメルシーがちらほらと映る場所で通りすがる人に声をかける商売熱心なオノデン社長。現場に出て社会の流れを肌で感じ取る社長のやりかた。海外からも来る客に合わせて、店員にも外国人。外国人への売れ筋は意外にも日本製の爪切り。
ラジオ、パソコンときて、今の自作はロボット。けっして安くないロボットキットを買う人たちは、様々な企業や研究の場で活動してる人たちで、実はそうした技術者の遊び場であり交流の場ともなっている。
こうした群雄割拠の混沌としたアキバに巨大なITビルが建って先端技術発進の場となり、家電量販店大手のヨドバシカメラが進出し、アキバは常に変わりゆく生きた街なのである。