巌窟王 #24(最終回)

フェルナンの暴走で崩壊し、体制は変わって和平を結び、万国博覧会の開かれる新しいパリ。
戦争が終わって軍が不要になったので家族のところへ帰ったマクシミリアン、出迎えるバランティーヌ。ペッポの仲間達は月へ帰り、ベッポはその美貌を生かしてモデル業だかアイドルだか。伯爵のとりまきは王家を復興したのか姫と呼ばれて過ごすエデのもとに。成功したユージェニーはパリへ凱旋公演で戻ってくる。
真実を知ってしまったら伯爵への復讐心を持ってしまうかもしれない、その恐怖から逃げるために必死で過ごした5年間。5年ぶりに帰ってきたパリでフランツの墓に墓参する。
買い手のつかないままだった屋敷は、税として国が収用される。過ごした日を懐かしむうちに見つけたのは母が隠していたエドモンからの手紙。それは、伯爵が確かにいたのだというあかし。
20歳アルベール。誰に聴かせるでなく、想いをこめてバランティーヌが弾くのは届けられなかったアルベールの誕生日に贈る曲。
なんか、きれいにまとめてくれてしまった。これでユージェニーとアルベールが再開するのかとも思ったが、それは描かれず、どっちにも想像できるところで終わり。生き残った若者達の手には輝ける未来。

この枠に入るいちごはゼノサーガの時に、あっちの枠に入るスピードグラファーはこの枠で宣伝。