らぶげ #8 悪の放送局乗っ取り大作戦

悪の限りを尽くすラブフェロモン対策委員会の設置がニュースで報じられる。政府からも公式に悪の組織認定されてしまった。
日々悪の報告をするラジオ番組、悪の放送局のラジオビッグバン。これに出て乙女隊を宣伝するのだとアクマコの指示。出演の依頼が来るはずもないので、番組を乗っ取るために放送局へ潜入。通りすがったりするブラックにゃんにゃん。一度正義に負けたゲストキャラの扱いはこんなもん。
そんな悪の放送局でもテレビの収録をしてるらぶふぇろ。満席の観客席は静まり返っているが、ごく一部の人にだけは受けている。
ビッグバンの収録場所を探す姉妹が見つけたスタジオのひとつでは、ポリリンあかほりさとるケロリン水谷優子のなにやらエロエロいってる妖しげな番組。顔が見えないよう白い霧で隠されてるのは顔出し不可ということですか。
廊下で見かけた榎本温子門脇舞に興奮して声をかける。門脇は妹香にもっとしゃべれと忠告。温子のファンな音子、舞のファンな妹香の間で壮絶なバトル。今気付いたが、キャラの名前って中の人の名前からとってるんだね。ゲストだけかと思ってた。
やっと関係者にたどり着いた姉妹。しかし、番組は最終回を迎え、不景気で儲からないので放送局自体が閉局するという。
始まった最終回の公録。俊彦・美樹のラジオビッグバン、ということで、関俊彦長沢美樹、ってそっちの関かよ。出演するはずの悪の組織は渋滞で遅刻、プロデューサーの機転でゲストとして出る乙女隊。そうとは言わないが渡りに船。
存在をアピールするために乙女隊の歌。歌に乗せて収録会場を悪の花で埋め、こうもりが飛び交い観客は怯える。が、歌の調子は途中で変わり、花は黒から白になり、コウモリがハトに変わる。観客は総立ち、遅れてきたゲストもプロデューサーも、正義のすばらしさに目覚める。結果、悪の放送局から正義の放送局に生まれ変わって再出発を果たす。
レッツ伊福部べクオリティ。EDにクレジットされたオリジナルワークス、『文化放送智一・美樹のラジオビッグバン』とか『ラジオ大阪ポリケロいろいろ』とか。デデコの元については触れないのか。