涼宮ハルヒの憂鬱 #11 ライブアライブ

SOS団の映画上映は映画研究会に頼んであり、映画の宣伝は体を張ってることで満足してるらしいハルヒのおかげで回りに飛び火せず、クラスの出し物はつまらないのでキョン限定でかなり暇な文化祭。封印されていたバニーガールは文化祭だから許されちゃうか。
食い物にナンパにと忙しい級友を見捨てて、暇つぶしに過ごす体育館の椅子。
なぜか軽音楽部として体育館のステージに立つハルヒ長門に唖然とするキョン。あ、マジで歌ってるよ、ハルヒが。みくるのヘタ歌とはぜんぜん違う。
なに妙なところに力入れてるんだ、京アニは。ギター持つ手が指が、シャウトする顔が。つか、高校生の技じゃねぇ。キョンもついついノッてしまってる。
四人のうち二人がトラブって出られなくなってしまうと生徒会とごたごたしてる先輩を見てしまって、まだ演奏できるメンバーのためにと、自分勝手ではない思考でマジメなことを。長門も引っ張り込んで、代理で臨時ボーカル。1時間で仕上げるなんて話、やることは相変わらず無茶で、やっぱりハルヒなのだが。
なるほど、このためにわざわざ雨が降って、体育館に人が集まったわけだ。原因も目立ちたいというハルヒの願望によるものだろうけど、他三人がらみの仕込みではない。
評判になったし文化祭に向けた練習が無駄にならなかったと、ハルヒにまっすぐに向けられる感謝。普段向けられるものは違う、なれない反応に戸惑うハルヒにはちょっとした心の変化。時間が足りなかったゆえの力不足と自分の行動に対する反省を口にするが、一転、やっぱりいつものハルヒだ。素直に自分のことを振り返るって考えてることを恥じて思い直し、あれだけのことがやれたんだから、来年はその上を狙うとキョンを引っ張って軽音楽部に突撃することに。
ああ、いい最終回だった。みくるのカモンレッツダンやハルヒの歌が入るCDの宣伝回だったが。