ストロベリーパニック #12 夏時間

やっとこさ夏休みに突入、苺舎の娘たちも帰省。サマースクールは夏休み前、期末後の学校行事だったのか。
渚砂との別れを惜しむ千代、わざわざ挨拶に来たスピカ三人組はセットで行動、ルリムおわらい組は千華留単独とノータリン三人組で分裂。
渚砂は両親が帰ってこないので居残り組。静馬と深雪もずっと帰省してないという。
玉青もいちおう帰省はするのか。サマースクール以降エトワール様の態度が変わったと、自分のいない間に静馬が渚砂に手を出すんじゃないかと心配している。
渚砂に声をかけてくる深雪、渚砂を取られまいと対抗して胸を張る玉青。フランス語の成績が芳しくない渚砂に、深雪が特別指導をするという話で、一安心して態度一変、むしろ全面的に任せますよがっちりやってくださいの玉青。
勉強漬けが嫌だと帰省しようと玉青に泣きつく渚砂に、自分がそばにいるぞと応援するために、そして渚砂に手を出そうとする静馬に自分の存在が見えるようリボンを左手に結んで渡す。
深雪監視の勉強に音を上げる渚砂。そんなに急がなくてもいいという渚砂に、来年になったら自分はもうここにはいない、ここにいられる三年という時間は短いのだと語る深雪。
天音は馬の世話をするため、自主的に居残り。深雪の言葉の理由を教えてもらう。決められた道、決められた相手が既にいて、卒業してからの自由はない深雪。後悔しないよう、やれることやれって背中押してましたか。
天然で無防備無警戒な渚砂の魅力に気の迷い、天音がむらむら押し倒し。光莉がいないからけっこうたまってます。あなたの相手はスピカの中で選びなさいと止めに入る静馬。見てたな、出てくるタイミング計ってたな、エトワール様。
勉強頑張ったご褒美に、お祭りに連れて行ってあげると静馬。でも、見晴らしのいいプールで柵越しに遠くの花火を見るだけ。ひょっとして、外に出るのが禁止されてるのかこの学校。つか、よく学園外の行事のスケジュール知ってたな。
エトワール様が渚砂の手を引いて、プールサイドのダンス。スイッチオン、エロワールエンジン始動よぉぉし。渚砂に近づき手を取って、渚砂の手に結ばれたリボンに気付くエトワール様。そのリボンの話を聞き、ほどきにかかる静馬に抵抗し、もがきあってプールの中へどぼん。水の中でリボンが外れ、玉青の願い虚しく、水中人工呼吸。
唇奪われて放心のまま、ずぶぬれ着衣でエトワール様の部屋に連れ込まれ、渚砂は借り物の服でおとなしく。シャワーだベッドだ。いやもう、襲う気まんまんエトワール。どうすればいいのかとまどって部屋を見回す渚砂、静馬が大事に飾ってある先代エトワールからの手紙、かつて先代エトワールのお部屋番だったと説明しながら静馬接近。てか、先代からやられてたか。
シフトアップシフトアップ、押し倒し、抑え込み、乳を揉み、いざいかんと渚砂に迫る静馬だが、思い出が静馬の行動にブレーキをかける。トラウマスイッチまで装備されてたか。
渚砂のためにとっとと用事を済ませて翌日帰ってきた玉青。渚砂のものではない服、なくしてしまったリボンを謝る渚砂。おのれ静馬となる前に、ショックで暗い渚砂を慰め抱きしめる。さてさて、今度は玉青のスイッチが入るか。