1-2年ぐらい前に考えたアニメの売り方

制作費1200万円を全国1億2000万人に満遍なく見せることで回収するモデルを立てれば、人口1万人あたり1000円という価格で放送局に売ればいいことになる。
最も人口の少ない鳥取県なら60万人で6万円。30分番組を6万円で買えるなら、放送局としても悪くない金額のはず。一方で1250万にもなる都民をカバーしてることになる東京MXだと、125万円ってことになって辛そうではある。人口基準の算定だと、実は過疎地方に優しいかもしれない。
実際には放送しない地域もでるだろうし、人口集中部での放送が期待薄になるから、放送権の販売で入ってくるお金を当てにしない金額設定でDVDを売ることになるのだけど。中抜きを極端に減らしたことで実現するアニメは、実質、OVAを放送するようなスタイルになりますか。


放送を毎週というスタイルを崩すことが許されるなら、制作を1チームで回すようにして月一回ペースで作品を提供できる。
その1回1回を上記の方法で放送局に販売して、1クール12話を作り上げる。1話は単独で、2話以降はひとつ前の話の再放送をセットにして同じ金額で販売。それとは別に1年間、本放送をした局に限定して半額以下の値段で再放送分を売り、期間終了後は未放送局も含めて再放送価格で提供。再放送を前提とするなら最初の価格設定自体ももう少し安くしてもよさそう。
関連商品は放送地域に集中的に投入すればいいから、商品流通も比較的しやすい。ここのネックは出版流通っぽいが。


ついでに、再放送分は主題歌別バージョンにしますか。モノラルにして、あんまり聞かれない副音声にオーディオコメンタリー入れてみたり。あれ、デジタルの副音声ってどうなんだ。