アニメ特集

大胆MAPスペシャル!
世界に誇るスゴい日本のアニメ20

http://www.tv-asahi.co.jp/daitanmap/contents/bk/0017/

いつもいつものように、なにかあるかもとオタが勝手に期待して騙される番組。騙されたいので見た。
各国での「街頭」インタビュー等々をちゃんと聞きたいところだが、親切な日本語の吹き替え音声がうるさくてろくに聞こえやしない。読まされてるっぽいのが混じってるような気がした。
ゴールデンタイムだし、アニメを見ない人向けだし、テレビ屋のアンテナ能力もあるし、だいたいこんなもんだろうというラインナップ。攻殻は無かったがAKIRAがあったのが意外かもしれない。ガンダムマジンガーシリーズもなかったし、かなり方向性を絞ったってことかな。フィリピンがやたらとピックアップされてたのにボルテスVがなかったし。
キャラの名前や吹き替えを中心に、オリジナルと現地版の違いを取りあげ、地域による放送コードというところまで少し踏み込んでみる。説明を省いても分かる範囲での紹介に留まるのは民放だから。
ハルヒダンスを踊るフィリピンの刑務所はまぁ、CMで流していたからさらっと流して。これがドキュメンタリーとかワイドショーだと、その理由まで扱うのだろうが、さすがにそこまではしない。
意外にも、見所はドラえもんであった。大山ドラのフィリピン吹き替え版を現ドラ水田わさびに見せるという歪んだプレイ。声が変だと笑うのはわさびの意志か、はたまたそういう指示があったのか。そういう役どころだと思えばこそ、もしも本気だったからかなり救いようない。