ETV特集

エレベーター落下で大騒ぎをしたあの夏のワンフェス会場で、オタキングが解説する。その会場の中で目立つのがBOMEということで、海洋堂にもぐりこんで制作風景を密着取材。
作例は当のワンダーフェスティバルで売られたコーティカルテさん。巨大なフィギュアをゼロから作り上げる工程を追う。
製作過程を見せ説明にならない説明をしていくつくりはデジ絵の文法みたいなフィギュアつくろうな。出てくる用語の説明をしないのが、ETV流。総合や民放だとちゃんと解説を入れないといけないけど。
出来上がった原型をコピーするかたどり屋さんは五月人形屋さんからの転進。シリコン型をとる作業はそこいらの路地にある町工場で。ボーメによる彩色を経て会場の展示へと、1時間ほどで流れた全工程。
合間合間に論客を呼んだりしてフィギュア界の解説。海洋堂とボーメ氏の出会い。模型の自主制作という発見から、産業へと広がった進化の説明。荒俣さんが江戸時代の文化から語り、模型を作り出す日本人の血脈を説明する。アリャマタコリャマタ氏の言葉は文字にしないと頭に入りませんな。
ボーメ氏は40台のヒゲメガネなおっさんなのに、ピュアな童貞少年かのようなことを言う。