まほらば #22 大事…

あれ、OPが無い。まるで最終回のようじゃないですか。
まともな朝食、まひるには普通のものだが、朝美にとってはそうそうあることではあいスペシャルなメニュー。運転手つきの車で学校に送り迎えされ、貧乏の極致から金持ち風にかわったことに驚いてる友人。商店街のアーケードを通り過ぎることに日常との距離感。屋敷に帰ればおいしいものいっぱい。
朝美だけでなく、まひるも沙夜子に会わせないようにしている。暇を持て余し、沙夜子探しに屋敷を探索。
自分は父の連れ子だから沙夜子の親に好かれてなくて当然と、ある程度は分かっている。でも、沙夜子が再婚を勧められているということを知り、思わず涙をこぼす朝美。まだ若い母には再婚で幸せになれるかもしれない。でもそうなら、今までの幸せだと思ってた自分と一緒の生活は幸せじゃないのか。とにかく、本人に聞きたくて、探す。会わせることは禁じられてるが、まひるの機転で声を聞けることに。
ああ、回想にでてきたおかっぱ娘は若かりし日の沙夜子なのか。
再婚を勧める見合い写真だけでなく、朝美を里子に出すという丑三の提案も断る。ずっと断るための言葉を考えていたのか、とうとうと、とまることなく思いを語る。普段口にしないからこそ、深く、重く思いは積もる。
自分にとっても、相手にとっても、好きな人はひとりだけ。自分が死んだからといって、他の誰かを好きになるなんてことは許さない。いやそれ、ちょっと怖いですから。血の繋がりがなくとも、好きになった黒崎の子でなくても、母と呼んでくれる子がいて、一緒に過ごしてるということが大事なんだと主張する。沙夜子の子でないことは知っていたが、黒崎の子でもないことをはじめて知った朝美だが、母がどんなに自分を大切にしているのかも知り、感動して部屋に飛び込み母に抱きつく。
丑三は沙夜子を追い出すが、それでも、帰ってきていいと言う。
いろいろと笑いどころはあるんだけど、それ以上に泣けてしまってしかたがない。野球で30分ずれで録画失敗して泣いた人もいるだろうが、視聴できても泣ける。