カレー

http://www.matsuyafoods.co.jp/ir/press/pdf/050526.pdf
カレーに強い松屋が帰ってきた。
思い起こせば、4年前。牛丼の低価格競争の苦しさから脱するため、ライバル吉野家にはできないカレーの低価格化路線とこれに続いて投入したビーフカレーで攻勢に出ようとした直後、狂牛病でひっこめざるを得なくなったあの時代。せっかくの新しい味を堪能する間もなく、かといって古い味に戻すこともできず、ありえないくらいお手軽な、すき家なみ(そこまで悪くなかったとは思うが)のものに変えられてひどくガッカリした松屋のカレーが。去年もココナッツカレーとか、なんだか頑張った展開をしてたけど、あれはぼくの味覚には合わなかった。
今年の夏のスペシャルメニュー、スープカレーは非常によい出来。なにしろ辛い。具も大きくて気持ちがいい。ナンはいいが、サラダや冷たいスープはいらないので、レギュラーやスペシャルじゃなくてプレーンで十分。ナンがちょっと湿っぽかったのが難点。これはあたりはずれがあるのかも。ナンを用意したのはなかなかチャレンジャーだったが、ちぎって手で食べるのはちょっと松屋らしくないかも。『らしさ』に妥協しないのは誉めたい。第1弾ということなので、たぶんあと2種ぐらい用意してるのかと思うが、この夏限定だろうから惜しい。