戦争アニメ

冥王星発見でミッキーにプルートと名付けた愛犬を作ったというエピソードを聞いて、なんだ、ウォルト・ディズニーってえらく愛国者だったんじゃないかと。
戦中、戦意高揚アニメを作ったりというのは社会的要請があるわけだけど、それ自体は日本でもドイツでも同じだし、しょせんアメリカも当時の日独と変わらず好戦的ってわけだ。


日本のアニメ製作現場じゃ軍からアニメを作れといわれても、アニメーターが徴兵されるもんだからアニメーターが足りない、それで軍に何とかしろと言ってもアニメーターを呼び戻せるわけでなく絵心のないような人たちが送り込まれて、それを育てながら作ったなんてことになったり。
他にもオリンピック選手が徴兵されたり。資源的にだけでなく、日本が人的にも困窮してたというわけだ。でもこれは見方を変えると、そういった個々人の背景に関係なく平等に徴兵されて、1からスタートする場所だってことでもあるわな。てな話を見かけて、平等というものが社会にとって本当にいいことなのかという疑問も。徴兵がいい悪いという話ではなく。